新たな漫画本の寄贈をいただきました!

TERAKOYA NIPPON PROJECT
共同代表 藤岡 みち子

このたび,「動物のお医者さん」「高杉さん家のおべんとう」,計22冊をご寄付いただきました。
とくに「動物のお医者さん」は,動物をかわいがるフィリピンの若者たちにも人気です。私も,どなたかくださらないかなと思っていた作品なので(笑),本当にありがたく頂戴いたしました。

最近,TERAKOYA NIPPON PROJECT は,受刑者の方に本を送っておられる都内のある団体と,協力のお話をすすめています。
と言いますのは,日本語学習者の需要はなんといっても漫画,その他に,小学校の図書館にあるぐらいの本が望ましいのですが,なかなかそう贅沢も言ってはいられません。
そのため,お宅にあるご不要な本をごっそりいただいたりするのですが,かえって人気小説家の文庫本などは,外国人には難しくて読めません。
そういった本こそ,受刑者のみなさんにお送りするのにぴったりなのです。人気の本で,しかも小さくかさばらない。送料も安く済む。
近々,少しずつ溜まってきた文庫本を,逆に受刑者の方には送りにくい漫画本と,物々交換に伺ってまいります。

本を,贈る。
このシンプルなアクションにも,いろいろなかたち,いろいろな価値があるのだと,つくづく思います。

これからもジャンルを問わず,皆様からのあたたかいご厚意を心よりお待ち申し上げております。