生活困窮者支援窓口×TERAKOYA NIPPON PROJECT

共同代表 行政書士 藤岡 みち子


7月に,県内のいくつかの市の生活困窮者支援窓口を担っておられる方たちと,生活に困っている外国人への対応について会合を持ちました。
コロナ感染拡大の最初のころは日本人からの相談が圧倒的に多かったそうですが,定額給付金もほぼ行き渡った頃から,困窮した外国人の方からの相談が日本人のそれを上回るようになり,以後,半々といった状況が続いていると言います。

以降,主に在留資格について,窓口で解決できない相談が寄せられるたびに連絡をもらうようになりました。中には民事渉外や不適正な雇用など,行政書士の資格では対処しきれない内容がリンクしているるケースもあり,自然と谷口弁護士と協力して対応することが多くなりました。

そこで,月に一度,TERAKOYA NIPPON プロジェクトがとある市の生活困窮者支援窓口に出向き,すべて無料で外国籍の方の相談を受けることにしました。もちろん我々も謝礼等はいただきません。

一人(一組)30分の予約制ですが,空いていれば当日でも可能です。市の予算が付くのを待っていては,「今そこで困っている人」に対して間に合わない可能性が高いです。この取組みに価値があると判断されるのであれば,来年度,公式に書士会に打診いただける思います。お金が出るようになれば他の士業にも頼めるでしょう。それまでは,そう,私たちの男気のストーリー(笑)

こんな時だからこそ,カッコ良く生きなくてどうしますか?私たち,皆さんから「Sensei」と呼んでいただく立場なのだから。

第一回は9月23日水曜日の午後を予定しています。窓口での告知が,ひとりでも多くの,困っている外国籍の方に届くことを願ってやみません。

JR京葉線の車窓より京葉工業地帯の一角を望む。

以上